スポーツと物理学 – ゴルフボールの流体解析

みなさん、ゴルフボールのCFD解析、やっていますよね?
これまでの流体解析といえば、定常解析(図1)や、より精度を求めて非定常解析(図2)で、抗力や揚力を求めるのが一般的かと思われます。

ゴルフボールの流体解析

図1  ゴルフボールの定常解析(1200万メッシュ、25ステップ、13分、64コア)

ゴルフボールの流体解析

図2 ゴルフボールの非定常解析(1200万メッシュ、Dt0.0001、1500ステップ、64コア、15時間)

これからは、実弾道解析です。といってもゴルフ場すべてを計算するのは、計算コストの面から現実的ではありません。

ゴルフボールの流体解析

従来の定常解析と同じ計算領域を、ボールに自動的に追従させることで、従来の計算コストはそのままに、あたかも大きな領域を解析できるようになります。

ゴルフボールの流体解析

スピン数違い、風の影響で、どのくらい飛距離が変わるかも解析できます。

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお問い合わせください。

ご質問・お問い合わせ

秘密は直径1.3mmの凹みにあり - 「飛ぶゴルフボール」を追求するミズノ

3 2 votes
Article Rating

カテゴリー: Tips, 製品情報

Subscribe
Notify of
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments