HyperMeshはVersion2023より、新GUIに統一されました。
すでに多くの皆様に移行完了いただいておりますが、パネルがなくなりリボンに統一されるなど、操作方法が大きく変化したこともあり、一部にはまだ完全な移行に至っていないという方もいらっしゃるとお聞きします。今回、新GUIにまだ慣れない、まだ試していない、といった皆様向けに、新GUIの特徴等をあらためてお伝えしたく、実際にHyperMeshのユーザーでもあるアルテアのエンジニアに集まってもらい、座談会形式で新GUIについて語ってもらいました。新GUIをお試しいただく一つのきっかけとなれば幸いです。
登場人物
- デビッド:SWATチーム所属(アルテア本社開発部門。お客様の要望に合った機能を迅速に提供)
- 斉藤:シニアテクニカルマネージャ(自動車業界担当)
- 内倉:シニアテクニカルスペシャリスト(自動車業界担当)
<司会>
本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。まずは新しいGUIの特徴について、デビッドさんからご紹介いただけますか?
<デビッド>
はい、新GUIの大きな特徴は3つあります。
まず1つ目は、HyperMeshの操作性が大きく向上した点です。画面を分割して、1つのアプリケーション内で2つのモデルを同時に開けるようになりました。モデル間で部品をコピーペーストすることも可能です。
従来のGUIでは、複数のウィンドウを立ち上げて操作する必要がありましたが、新GUIでは1つのアプリ内で作業が完結します。これにより、作業効率が大きく向上し、使用するメモリも削減できます。たとえば、以前はモデルを個別に開くとメモリを倍使っていたのが、新GUIでは70〜80%程度に抑えられるようになりました。これは非常に大きな改善点です。
2つ目は、Python APIとの連携が可能になったことです。Pythonを使って自動化やカスタマイズができるようになり、お客様からの質問や、具体的な活用方法についてのお問い合わせも増えてきました。Pythonユーザーが増えている今、この対応は非常に喜ばれています。
そして3つ目が、AI機能の搭載です。
<斎藤>
画面分割とコピペ機能、本当に便利になりましたよね。これまでは、部品を別ウィンドウに持ってくるには、まずモデルを開いてエクスポート、それから別ウィンドウでインポート…と、結構手間がかかっていました。でも今は、数秒で済むので、作業効率が格段に上がりました。
<内倉>
荷重情報なんかもコピペできるのがいいですよね。最適化したいときに、リファレンスモデルからそのままコピーして貼り付ければ済む。久しぶりに旧GUIを使うと、「あれ?これ、どうしてできないんだっけ?」って思うくらい、今の操作に慣れちゃいました(笑)。
<デビッド>
今後は、すべてのエンティティがコピー可能になる予定です。条件設定や接触定義、メッシュ以外の情報もコピーできるようになるので、さらに便利になると思います。
まとめ
今回ご紹介したように、新GUIのキーワードは「使いやすさ」「自動化」「AIの活用」の3つです。
- 使いやすさの面では、画面分割やコピー機能の進化に加え、日本語GUIにも対応が進んでいます。
- カスタマイズ性については、Python APIにより柔軟に拡張できるようになりました。
- そしてAI機能として、「PhysicsAI」「ShapeAI」「Co-Pilot」など、業務の効率化を支援する新機能が次々と登場しています。
これらの詳細については、次回の座談会でさらに深掘りしてお届けする予定です。どうぞお楽しみに。
カテゴリー: 製品情報




