財務システムには会計データが、CRMシステムには顧客や営業活動の記録が、HRシステムには従業員情報など、データは社内に分散して保管されています。マーケティング部門だけでもデータを保管するシステムは少なくとも6つあるとも言われ、「顧客情報に別の情報を紐づけて分析したい」「月や週ごとのファイルを年間データとして管理したい」など、複数のファイルのデータをひとつにまとめたいケースはよくあります。
Excelでこれらのデータを結合するには、VLOOKUPを使いこなす必要があるうえ、効率化のためにはその他の関数やマクロも駆使しなければなりません。また、ファイル内のデータや環境が異なれば、毎月、毎週のように同じ作業を繰り返す必要があり、意外と面倒です。
ここでデータ準備ツールの結合機能が活躍します。
データ結合機能
![]() |
![]() |
![]() |
データ結合・追加 |
LOOKUP機能 |
4つの結合タイプ |
データ構造と活用場面に応じた4つの結合タイプ
結合のタイプを選択することで、データ整理の手間を省けます。結合後に重複の削除をする必要がなくなり、マクロや関数を入力する必要もありません。
![]() |
結合すると、両方のテーブルに一致がある値を含むテーブルになります。 両方のテーブルで一致しない値は完全に削除。 |
![]() |
左テーブルのすべての値および右テーブルの 一致する値を含むテーブルになります。 |
![]() |
右テーブルのすべての値および左テーブルからの 一致する値を含むテーブルになります。 |
![]() |
完全結合は両方のテーブルの すべての一意の値を含むテーブルになります。 |
その他、一致しないものだけをテーブルに残すこともできます。
操作はデータを読み込むだけ
難しい操作は一切必要なく、マウス操作だけで簡単に結合(JOIN)できます。
結合作業を自動化すれば、時間、労力、操作ミスを削減できます。
データ前処理に特化したツール「Altair Monarch(アルテア モナーク)」には、80以上の関数があらかじめプログラム設定されています。ぜひ一度試してみませんか?
関連記事:
データ分析に欠かせない「データプレパレーション(データ準備)」の効率的な進め方とは?
セルフサービス型データ準備ツールで強化する、社内のデータガバナンス
スプレッドシート関数はもういらない、作業をあっという間に終わらせるためのデータプレパレーション
カテゴリー: データアナリティクス