ATC Japan 2025を開催しました

2025年6月3日(火)、ヒルトン東京お台場にて、ATC Japan 2025を開催しました。前身となるAltair Technology Seminarから数えて27年目となるATC(アルテア テクノロジー カンファレンス)は、業界の垣根を越えたお客様が一堂に会し、シミュレーション、AI、HPCに関する最新テクノロジーの講演を通じて、これからの計算科学と意思決定を議論し、知見を深める、国内最大級のテクノロジーイベントです。

今年は1日開催のイベントとなりましたが、最終的に864名の方々にご登録いただき、そのうち722名(84%!)の方に実際に会場まで足をお運びいただきました。当日は朝からしとしとと雨が降り、皆様にご来場いただけるのか開始前は心配していましたが、始まってみると予想以上の参加率となり、終日大盛況となりました。

【午前】生成AI / DXの最先端 – 日本海事協会 有馬様、アクセンチュア 河野様の基調講演

代表取締役社長 加園のご挨拶で開幕したATC。700名の会場は、ほぼ満席となりました。まずアルテアUS本社のケシャヴより、「データから意思決定へ:インテリジェント・デジタル・エンタープライズの構築」と題して、AI、クラウドコンピューティング、データインフラへ多額の戦略的投資をしている日系企業が、グローバルのDX領域においても存在感を出していくことの重要性、そしてアルテアがどのようにサポートしていくのかをお話しました。

そしてご登壇いただいたのは、一般財団法人 日本海事協会 常務理事 開発本部長 有馬様です。「未来を創る:Sustainable TransformationとDX、AIがもたらす海事産業のイノベーションの力」をテーマに、現在のDXとAIの事例を交えながら、海の安全と社会的課題の解決、そして持続可能な変革に向けたお取組みについてお話いただきました。

一般財団法人 日本海事協会 常務理事 開発本部長 有馬様

続いてご登壇いただいたのは、アクセンチュア株式会社 インダストリーX本部 マネジング・ディレクター 河野様です。「エンジニアリング領域における大規模言語モデル(LLM)活用の将来像 / セマンティクス(ナレッジグラフ)技術の業務適用によりもたらされる価値」と題した講演では、これから私たちがナレッジグラフやLLM、そしてGraphRAGをどのように活用し、どのように自社の優位性にインパクトを与えられるのかを基礎からお話いただきました。ナレッジグラフに対して、まだぼんやりとしか見えていなかった方も、ぐっと理解が深まったではないでしょうか。

アクセンチュア株式会社 インダストリーX本部 マネジング・ディレクター 河野様

基調講演の最後は、アルテアのスディールによる「データからインテリジェンスへ:SLM、AIエージェント、グラフ技術で実現する次世代製品エンジニアリング」。AIエージェントにナレッジグラフ、そしてエンジニアチング領域におけるアルテアの包括的なAIソリューションについてのご紹介でした。

【午後】6トラックに分かれた分科会 – 33のユーザー講演

午後からは、6トラック並行した分科会がスタート。自動車、造船、製造、建機、HPC、EDEM、エレクトロニクス製品、金融と、業界やソリューション毎に分かれた分科会は、33のユーザー様に活用事例をご発表いただきました。アルテアからも、開発チームから最新の製品アップデートやさらに効果的に使うためのTipsのご紹介をしました。ご来場の皆様も、このユーザー講演を目的に来場されていることが多く、どの会場も終始多くの方々で賑わいました。

特にAIに関するトピックはどの分科会においても大変人気が高く、今後も日進月歩で進化するAIへの注目度は増すばかりです。その他、設計者CAEやサロゲートモデルも全体を通して人気のトピックとなりました。ユーザー会では、活発な質疑応答も行われ、参加者の皆様の熱意が伝わってきました。金融セッションでは、パネルディスカッションも開催しました。

講演資料は一部公開されておりますので、ぜひご覧ください。

>>ATC Japan 講演資料はこちら<<

【会期後】ネットワーキングパーティー

すべての講演が終了後、ネットワーキングパーティーを開催しました。トヨタシステムズの梅谷様の乾杯の音頭でパーティーはスタート。ご講演者同士の交流をはじめ、普段なかなかゆっくり話すことの少ない競合他社の方同士でお話される様子があちこちで見られ、少々遅い開始のパーティーだったものの多くの方にお越しいただきました。私たちにとってもたくさんのユーザーの皆様とお会いできる貴重な機会となりました。終日にわたり、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

最後に

今回がアルテアとして最後の(?)ATC Japanの開催となりました。シーメンス社による買収と統合という一つの大きな区切りとして、今回たくさんの方にお越しいただけたことをアルテア一同大変嬉しく思います。オンラインでの会議が増えましたが、やはり実際にユーザー様にお会いしお話できる機会はこれからも作っていかなければと今回のイベントを終え痛感しました。これからもアルテアの製品はシーメンス社で残ると思いますし、今後も引き続き皆様とともに伴走するパートナーとしてご一緒できましたら幸いです。

>>ATC Japan 講演資料はこちら<<

 

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カテゴリー: イベント

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