Future.Industry Japan開催報告

先日、初の大規模オンラインイベント「Future.Industry Japan(FIJ)」(フューチャー・ドット・インダストリー・ジャパン)を開催しました。例年大きな会場を貸し切って開催していましたが、今年は時勢もありオンライン開催となりました。

まずは概要のご報告です。

 

日時 10月14日(木)・15日(金)9:00-18:00
登録者数 1211(Altairを除く)
ユニーク参加者数 941(参加率78%)
ウェブサイト(タイムテーブル) https://events.altair.com/future-industry-japan-2021/

オンラインの講演方法についてはいろいろと検討しましたが、当日の接続リスクを考え、あらかじめ講演者の方に講演内容を収録いただき、質疑応答をライブで行う方法にしました。

この方法については、「録画もあったようですが、リアルタイム性もあり、質疑もでき、満足度が高いと感じました」「とてもよい提供形式だったと思います」とのコメントをいただき、ほっとしています。

開催中のスタッフはこの状態です。司会者やセッションの担当エンジニアは自宅から参加しました。

概ね300名以上の方が常時講演を聴講くださっており、ピーク時は600名近くの方がバーチャル講演会場にいらっしゃいました。リアル開催の場合、600名全員が特等席で聴講できるわけではないので、オンラインの良さが出せた点だと思います。

「オンライン参加は移動も無く座席で見る事ができる」「オンライン開催で参加しやすい」「出張費の確保をしなくも大丈夫なので気軽に参加ができてよい」「次回が現地開催の場合もオンライン同時配信などがあるとありがたい」などのコメントをいただき、講演をオンラインで視聴できることは大きなメリットなようです。一方で、バーチャル会場への接続が叶わず、楽しみにされていたお客様にご視聴いただけなかった問題もありました。テスト環境やサポート体制を数か月前から整え、改善したく思います。

スポンサー様の7つのブースと弊社の製品担当が常駐する20のAltairブースも設置しました。こちらはリアル開催と異なり、休憩時に眺めたり立ち寄ったり、声をかけられたり、といった性質がないため、「チャットで話しかけるのがハードルが高い」など、立ち寄りにくかったというお声をいただきました。

グローバルイベントFuture.Industryでは、チャットに「Hi」「Hello」「Good morning」など、気軽に書き込む人が非常に多く、とても担当者に質問をできる状況ではなかったのですが、日本では姿が見えず履歴に残ってしまうオンライン形式が、逆に”気軽”ではないのかもしれません。

イベントは情報収集だけでなく、重要なコミュニケーションの場であったことにこの2年間で気づかされました。リアルとオンラインにはどちらにもメリットとデメリットがありますが、皆様のフィードバックを受け、より良いAltairのイベントを提供してまいります。今後の弊社イベントにご期待ください!

一部の講演は許可をいただき、資料を公開しています

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カテゴリー: イベント, 事例

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