昨年6月5日にバージョン2019にアップデートし、ほぼちょうど1年後の2020年6月3日、バージョン2020をリリースしました。
今回のアップデートは、Altair史上最大規模を謳っています。何が最大かというと、製品数が最大。それに伴って機能追加も多い。対象ユーザーも拡大しています。
詳しくはこちらの2020の主要アップデート項目をご覧いただきたいのですが、構造解析のための製品ではHyperWorks、SimLab、OptiStruct、SimSolid、Radioss、熱流体解析ではHyperWorks CFD、AcuSolve、ultraFluidX、nanoFluidX、工業デザインのInspire Studio(旧Evolve)、Inspireの3Dプリンティングシミュレーション、Feko、FluxMotor、Fluxなどの電磁界解析ソリューション、システムモデリングのActivate、Compose、Embed、粉粒体シミュレーションのEDEM、機構解析のMotionViewのほか、データ分析のためのPanopticon、Knowledge Hub、Monarch、Altair Knowledge Studio、スマート製品開発のためのSmartWorks、HPCやクラウドソリューションのAccess、Accelerator、PBS Professional…すべての製品でアップデートをしています。
Altair製品の特長は、それぞれが独立したソフトウェアではなく、一つのライセンスで複数のソフトウェアが使えることです。今までMotionSolveしか使っていなかった方でも、EDEMやActivateとカップリングさせてみたり、シミュレーション結果をAltair Knowledge Studioで機械学習させたり、簡単に拡張できます。「意思決定とイノベーションを加速」させることに注力しているAltairならではの“ソリューション”です。
お気づきのように、設計者やエンジニアだけでなく、データアナリスト、IT / HPCの専門家、ファシリティマネージャーなどが本格的に使える製品も揃えています。例えば、データ準備のためのMonarchはPDFなどからデータを抽出してビッグデータとして扱えるようにできるため、企業の経理や財務部門、マーケティングやHR部門でも活用できます。今月、無償試用版がご利用いただけるようになりましたのでぜひ使ってみてください。
新機能をオンデマンド配信で紹介
バージョン2020の一部の製品については新機能紹介動画を6月16日(火)~23日(火)の期間限定で配信します。配信期間終了後は、ユーザーの方のみ視聴できるようになりますので、導入を検討されている方はぜひこの期間にご覧ください。ご登録はこちらのページからフォームを送信ください。配信予定の製品は以下のとおりです。
- HyperWorks(モデリング&ビジュアライゼーション)
- SimSolid(高速メッシュレス構造解析)
- OptiStruct (非線形解析)/ HyperStudy(最適設計)
- Radioss(衝突落下解析)
- HyperWorks CFD / AcuSolve(熱流体解析)

このたびのリリースがお客様のより的確な判断とイノベーションの促進にお役に立てれば幸いです。今後ともアルテアエンジニアリングをよろしくお願いいたします。
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