HyperWorksを使いこなすシリーズ ~構造解析・最適化への道~ #01 インストール

HyperWorksを使いこなすシリーズ ~構造解析・最適化への道~ #01 インストール

初めまして。学部4年生の安田と申します。アルテアエンジニアリング様とご縁があり、学生向け無償版CAEソフトウェアHyperWorks Student Editionを用いた構造解析・最適化の体験談を語っていくこととなりました。

構造解析は少し経験がありますが、最適化については全く経験がありません。この記事を書きながら習得していきたいと考えております。この記事が少しでも自分と同じ構造解析初学者のお役にたてましたら幸いです。

第1回 学生向け無償版ソフトウェアHyperWorks Student Editionのインストール

私がインストールを行う際に感じたことは、“HyperWorks起動に至るまでの全体的な過程が見えなく不安だ”ということです。あまりパソコンなどに触れてこなかったのもありますが、ライセンス認証の方法が分からず苦戦した記憶もあります。そこで、先ずはインストールの体験談を紹介していきます。

*プラットフォームがWindowsとLinuxのみのためMacなどを使用している人はインストールできません。

① 申請をする

まずは申請ページ(図1)に必要事項を記入していきます。

この申請ページはAltair Universityというホームページのものですが、アルテアエンジニアリングホームページを経由しても開くことができます。個人的にはアルテアエンジニアリングホームページからの方が、1つのページに情報がまとまっており分かりやすかったです。

studenteditionform
図1 HyperWorks Student Edition申請ページ

申請において “Host ID”について疑問に思う方が多いと思います。Host IDとは使用するパソコンを特定するためのパソコン固有の番号です。基本的にはパソコンのNICのMACアドレスがHost IDとなるそうです。しかし、使用条件によってはHost IDにできる番号が変わるため注意が必要とのことです。

詳しくは、HyperWorks Student Editionインストール手順の手順1内にあるHostIDjp.pdf(図2)に記載がありました。

HostIDlink
図2 アルテアエンジニアリングホームページより

難しいことが苦手で、そんなに捻くれたパソコンの使用はしていないという人は、申請フォームの“Find Your Host ID”(図1内参照)をクリックしプログラムを実行することで使用中のパソコンのHost IDを簡単に検出できます。この機能を用いるためHyperWorks Student Editionを導入予定のパソコンで申請を行った方が安全だと思います。

② メールに従う

上記のように申請をすると、記入したメールアドレスにメールが届きます。自分が経験したメールは以下のような内容でした。自分の場合、メールのやり取りでは少し日数がかかった記憶があります。

Eメールが正しいか検証するために記載されたリンクにアクセスするように指示するメールが届く(英語)

メールに記載されたリンク先にアクセスする

感謝のメールが届く(英語)

(数日後、学生証の確認とHost IDの再確認を指示するメールが届く(日本語))

(学生証の写真とHost IDを送る)

数日後、ライセンスファイルが添付されたメールが届く(英語)
HyperWorks Student Editionインストール用リンクも記載あり

(感謝と、既にライセンスファイルを添付したメールを送りましたというメールが届く(日本語))

(Altair注)執筆後のシステム変更により、学校が発行するメールアドレスを使用する場合、上の*マークのプロセスは省略されるようになりました。 >> 最新の{{cta(‘259d3245-a7ef-46fa-8ed5-b4c62cba6682’)}})

③ インストールする

HyperWorks Student Editionのインストール自体はとても簡単です。メールに添付されているインストーラーをダウンロードし、起動し、同意とプログラムの保存先指定をすることでインストールが開始されます。詳しくはこれもメールに添付されているインストールガイド(英語)を参照してください。

注意 HyperWorksでは日本語が使えません。そのため、インストール先のフォルダ名に日本語が含まれているとHyperWorksは起動しなくなってしまいます。落とし穴として、コンピューター名も日本語が含まれている場合は英語の名前に変更する必要があります。

④ ライセンスを有効にする

ライセンスファイルは適切な場所に保存する必要があります。まずは、メールに添付されているライセンスファイルをデスクトップなどにダウンロードします。

次にHyperWorks Student Editionのインストール先フォルダを開きます。例えば“C:>Program Files>Altair>2017-edu(ここは製品のバージョンにより変わります)”のように保存されているはずです。そこから更にsecurityというフォルダを開き、図3のようにライセンスファイルを貼りつけます。

LicenseHolder
図3 ライセンスファイル保存場所

(Altair注)安田様はアカデミック支援プログラムに参加され、ネットワークライセンスの設定もされましたので記事の最下部でご紹介します。

⑤ HyperWorks Student Editionの起動

最後にHyperWorks Student Editionを起動できるか確認してください。ここで起動できなかった場合は手順に間違いがあるかエラーが起こっています。Host IDの設定などを再確認してください。サポートフォーラムも活用しあきらめずに頑張ってください。

HWstartgui
図4 正常に起動した画面

以上で、<HyperWorksを使いこなすシリーズ ~構造解析・最適化への道~>第1回記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。

次回予告

次の記事では、学習教材やヘルプの入手方法を紹介したいと思います。基本的にStudent Editionのユーザーはサポートフォーラムというユーザー同士のコミュニティサイト以外では質問などが出来ません。つまり、資料を揃えなければHyperWorksの活用は不可能です。そこでどのような資料があるのか、その入手方法などを調べて紹介したいと思っております。


(補足)ネットワークライセンスのインストールと設定

(Altair注)Student Editionに含まれないソフトウェアを使用されたい場合など、アカデミック支援プログラムにお申し込みいただき承認されるとネットワークライセンスの使用が認められます。ネットワークライセンスの場合、ライセンスファイルはアルテアエンジニアリングよりメールで送られ、ライセンスマネージャーをAltair Connectからダウンロードする必要があります。Altair Connectは一般のStudent Editionユーザーの方はご利用になりませんのでご了承ください。

ネットワークライセンスのライセンスを有効にすることが最も難しい作業になります。私はライセンスを上手く認識してもらえず何回もやり直しました。皆さんも根気よくトライアンドエラーを繰り返してください。どうしても解決できない場合は次回の記事で述べるサポートフォーラムにてエラーへの対応方法を調べてみると解決の糸口になります。サポートフォーラムで質問してみるのも1つの手段です。

私の場合、メールのリンクにライセンスマネジャーのインストーラーが無かったため、Altair Connectよりライセンスマネジャーインストーラーをダウンロードしました。 Altair Connectにログイン後、“ダウンロード>HyperWorks>ライセンス”よりライセンスマネジャーインストーラーをダウンロードできます。

また、 “ダウンロード>HyperWorks>ドキュメント”からライセンスマネジャーの日本語版インストールガイドをダウンロードすることが出来るため、事前にこれを読んでおくことを強くお勧めします。

Windows版ライセンスマネジャー設定のポイントとしては以下の3つがあげられます。

  • ライセンスファイルの選択
  • サーバーマシンのFire Wallの例外設定(ポート開放)
  • クライアントマシンの環境変数設定

聞きなれない言葉で抵抗を覚えますが、インストールガイドに従って設定するだけなので簡単です。ただし、インストールガイドが無かったら全く分からないため、事前にインストールガイドを入手しておきましょう。


>> 第2回 参考資料を手に入れる

無償学生版 Student Edition


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カテゴリー: HyperWorksを使いこなすシリーズ, 学生支援

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