ABIリサーチ社による「製造業におけるデータアナリティクス」ランキングに選出されました！

データアナリティクスインマニュファクチャリング

米国ニューヨークに本社をおき、通信、移動体・無線、IoTとM2M、位置情報、自動車技術、セキュリティ等に関して、産業・技術や半導体の動向分析や市場予測等を行うABIリサーチ社の実施した「DATA ANALYTICS IN MANUFACTURING」ランキングにおいて、Altairがトップイノベーターに選出されました。

DATA ANALYTICS IN MANUFACTURING（製造業におけるデータ分析）ランキングについて

インダストリアル・インターネット・オブ・シングス（IIoT/ 製造業におけるモノのインターネット）で、データ分析ソリューションを提供しているベンダーを対象としたランキングです。評価プロセスでは、ベンダーのソリューションが分析前のデータをどの程度正規化しているか、ストリーミング分析を実行できるか、ソリューションが実行できる分析の精度、そしてベンダーの市場戦略などから評価されます。

評価されるALTAIRのデータアナリティクスソリューション

30年以上にわたり製造業でのデータ活用を支援してきたAltairは、IoTプロジェクトのみならず、ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）、データアナリティクス、製品ライフサイクル管理ソフトウェア、デジタルツインなど多岐にわたる分野でソリューションを提供しています。

(1) データの正規化
AltairのAltair Monarchソリューションは、データ収集や分析の経験のないユーザーを対象としているため、データの正規化（データの重複をなくし不整合性を防ぐこと）において高い評価(9)を獲得しました。データ準備ツールであるMonarchには、あらかじめ構築されたデータ準備、自動ストリーミング、キュレーションされたデータセットが含まれています。

互換性の観点からも、Monarch含むデータアナリティクスツールであるAltair Knowledge Worksは、顧客のプログラマブルロジックコントローラ（PLC）、監視制御およびデータ収集（SCADA）システム、ビデオカメラと接続し、ルールやビジネスロジックを定義することでKnowledge Worksプラットフォームにデータを転送し、appsや他サービスを介してデバイスからデータを収集することができるようになります。

(2) ストリーミング分析
Knowledge Workがデータ転送を自動化し、機械学習（ML）モジュールを適用してカスタマイズされたインサイトをリアルタイムで生成することから、ストリーミング分析において高い評価(7)を得ています。潜在的な保証請求、根本原因の分析、プロセスの最適化、予知保全、品質向上のための領域を把握し、プラットフォーム内で即座に可視化できる機能を提供していることは、Altairがこのランキングのベンダーの中で最も洗練された分析機能を備えているといえます。（コア分析では8点）

(3) データ可視化
データ分析によって異常を特定する際には、ユーザーは分析のバックテストやアルゴリズムの最適化、リアルタイムストリームや時系列データに最適化されたデータ可視化ツールの使用が必須であり、データ可視化ではスコア（7）を獲得しました。

(4) DIY機能
Knowledge Worksソリューションのもう一つの特徴として、ローコード・ノーコードで設計されていることが挙げられます。ユーザーが任意の言語（Python、R、SAS、SQL、PMML、SPSSなど）でコードを生成できるこのDIY機能にはスコアリング（8）がつけられました。2020年6月には、トラブルシューティングのためのメッセージ、新しいセキュリティ機能、Microsoft Azure上でのKnowledge Hubの展開機能などを含むAltair Knowledge Hubを導入し、データ分析製品の全ラインをアップデートすることを発表しています。

現在はシミュレーションとデータアナリティクス技術に加え、拡張性の高い高性能コンピューティング（HPC）とクラウドリソースを一箇所に集約したAltair Oneという単一プラットフォームに専門知識を集約しており、他の技術でも高評価を獲得しました。

Altair Knowledge Works製品詳細はこちらからご覧ください。

レポート原文は以下よりご覧いただけます。