解析よもやま話 【第10回:インダストリアルデザインについて】

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2014年5月18日にAltair JapanのFacebookへ投稿された記事の転載です。

こんにちは。Altairの中川です。私事ですが、先週メガネを新調しました。今までは安売りメガネ店のものを使っていたのですが、今回はランニングやサイクリングで以前から使用している度付サングラスと同じO社製を奮発しました。自動車やCAEの話からちょっと外れてしまうのですが、メガネのデザインは弊社製品Altair Inspire(旧solidThinking)の事例や例題でも取り上げられているので個人的にも気になるところです。

メガネも自動車もインダストリアルデザイン(工業デザイン)製品だというところが共通していると思います。まず機能があって、それを高めていくことが美しさにつながり、装飾はあってもそれが機能を妨げてはならない、というのがインダストリアルデザインの定義だと言えます。メガネの場合、「良く見える」、「軽い」、「丈夫」といったところが機能ですので、今回購入したO社の製品はそういう意味で良くデザインされているな、と感じます。

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メガネでも自動車でも感じるのですが、明らかに装飾が機能を阻害するような造形がされている場合があります。つるの幅がとても広いメガネ(左右が見えない)とか、スペアタイヤを後ろに背負ったSUV(重量物を重心から遠くに置くと振動性能や運動性能が悪化する上、後方視界も阻害する)は個人的に好きになれないものです(そういう製品をお使いの方々すみません)。

 

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カテゴリー: 解析よもやま話

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