自転車雑誌バイシクルクラブがロードバイク(自転車)のエアロダイナミクスを確認するために実施した風洞実験@JAXAに参加し、記事作成にも協力しました。
風洞設備を初めて見学しましたが、ここで見えている部分は氷山の一角という感じで、風洞設備は巨大な建物です。風洞横に山ほど自転車機材を並べ、手際よく交換しながら多数の実験をこなしました。デリケートな計測機器で構成された風洞内の作業は緊張します。
時間的な制約が大きく、計測可能なデータも限られており、設備稼働に4名ほどのオペレータが必要だったりしますが、リアルな風洞実験は非常に興味深いものでした。それと同時に、仮想実験であるCFDのありがたみを改めて痛感しました。
初の試みということで反省点もあったかと思いますが、「まずやってみる」決断をしたバイシクルクラブの勇気に敬意を表しつつ、今後もシミュレーションの専門家として協力していきます。
5月20日発売のバイシクルクラブ7月号、チェックしてみてください。

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