アルテア製品との出会い
多岐にわたる都市計画について研究する、小野尋子教授率いる沖縄県琉球大学工学部都市計画研究室は、駐留米軍用地の基地跡地利用計画の中で、返還前に緑地配置計画をシミュレーションしたいと考えていました。3D都市モデルの整備・活用を推進する国土交通省PLATEAUのウェブサイトで目にした、温熱環境に関わる論文にある解析事例でアルテア製品を知り、アルテア研究サポートプログラムを導入することに決めました。
アルテアの製品を使うのは初めてでしたが、既存のPCで動かせるソフトウェアだったため、導入はスムーズに進みました。

製品を使ってみて

沖縄県琉球大学 工学部 都市計画研究室
小野尋子教授
小野教授:HyperWorks CFDとAltair AcuSolveを使っています。当初はチュートリアルのプログラムとファイルのダウンロードに不自由さを感じました。解析過程で結果を検証する際、別のチュートリアルを試そうとしてうまくいかないこともありましたが、慣れてくると使いやすいソフトウェアだと思います。
奥田さん(大学院生):Altair Customer Supportを活用しながら操作を進めましたが、すべての機能を理解しているわけではないので、ソフトウェアを使いこなせているかは自信がありません。初期セットアップなど、最初の段階でつまずくことも多かったですが、一旦基本操作を覚えると、機能の多さや性能の高さに魅力を感じました。豊富な機能をどう活用すべきか、具体的なイメージが湧きにくい一方で、チュートリアルは分かりやすく、使い始める段階での学習に役立ちました。
宜野座さん(学部生):HyperWorks CFDとAcuSolveを大学の研究で使用しています。使用し始めた頃は、解析を実行するまでの諸条件を設定するのに苦労しました。また、UIが英語表記のため、装備されている機能や変数等が何を表しているのかが分からないこともありました。現在は、解析を実行できるようになり、解析結果と実測値を照らし合わせた際に生じたずれを修正するために、諸条件の見直しを行っています。HyperWorks CFDやAcuSolveは、機能や性能が充実していることが魅力的だと感じています。

導入の成果
アルテアのソフトウェアを使用することで、温熱環境を可視化することができました。また、太陽条件の設定や風速・風向の可視化も可能であり、環境デザインの検討に役立つツールとして活用できました。
アルテア担当者からのコメント
今回使用されたAltair AcuSolveは、流れ、伝熱、乱流、非ニュートン流体シミュレーションを行うための、解析者向けの多機能で高精度の数値流体力学(CFD)ソルバーです。また、流体解析を実行するためには、数千もの部品の管理、それらのCAD修正(フリーエッジ、干渉の修正など)など、モデリングと呼ばれる多大な事前準備(プリ処理)が必要とされますが、そのプリ処理ツールとして流体解析専用に開発されたのがHyperWorks CFDです。
これから学習を始める方には、製品に付属するチュートリアル、日本語ヘルプ、Altair CommunityのQ&Aの他、YouTubeのハウツーチャンネルもおすすめです。
HyperMesh CFDおよびAcuSolveによるアンダーフード熱シミュレーション
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関連リンク
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- PLATEAU公式:3D都市モデルを活用した気候変動影響シミュレーション
- Altair Community:国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト PLATEAU を電波伝搬シミュレーションに活用



