「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ
HyperMeshでファイルを読み込んだり保存したりするには、上部のFileメニューまたはStandardツールバーから作業できます。ここでは、Standardツールバーについて学びましょう。
よく使うメニューをオレンジ字にしています。

図1. トップファイルメニュー

図2. Standard ツールバー
0 – ジョブの初期化
新しいモデルを使用して作業したい現在作業中のモデルを閉じるときは、(New Model)アイコンを押します。
1 – ファイルを開く(Open)
HyperMesh専用のバイナリファイルは* .hmです。(オープンモデル)アイコンをクリックしてhmファイルを読み込むことができます。現在作業しているモデルは保存せずに終了し、選択したファイルが開きます。
新しいファイルを読み込むときは、以前に作業していたモデルを事前に保存しておく必要があります。
2 – ファイルを保存する(Save)
(Save Model)アイコンをクリックして、HyperMeshファイル*.hmファイルとして保存します。作業しているモデルのファイル名がある場合はその名前で保存され、Untitledの場合は直接パスとファイル名を指定できます。
3 – ファイルのインポート(Import)
hmファイルに加えて、形状やソルバーインプットファイルをインポートしたい場合は、Importを使用します。小さな逆三角形のアイコンを押して、インポートするファイルの種類を選択できます。

図3. Import機能
(Import Model): 複数のhmファイルを読み込みたい場合
(現在作業中のモデルを維持しながらhmファイルを追加)(Import Solver Deck): 節点、要素などソルバーインプットファイルを読み込む
(Import Geometry): 形状情報を読み込む機能 >>クリック
(Import Connectors): コネクターと呼ばれる HyperMesh Entity 情報を読み込む
4 – ファイルのエクスポート(Export)
hmファイルに加えて、他のファイル形式に情報をエクスポートしたい場合に使用します。Importのように逆三角形のアイコンを押して、エクスポートしたい種類を選択できます。

図4. エクスポート機能
(Export Model): FE または形状に関する情報をh3dファイルに書き出し
* h3d ファイルはHyperView のバイナリファイルです。(Export Solver Deck): 選択したソルバーで認識可能なインプットファイルを書き出し
(Export Geometry): CADで読み取れるファイルに書き出し
(Export Connectors): モデル内にあるコネクター情報の書き出し
5 – ユーザーエクスペリエンスと結果の確認
ユーザープロファイルを設定したい場合によく使用されます。
(Load User Profile):使用するソルバーに合わせた template 設定
(Load Results): 解析結果ファイルである *.resファイルを読み込む
* resファイルはHyperMeshで使用するバイナリファイルの1つで、解析結果ファイルです。これらのファイルを使用して、モデルの節点または要素内の結果を表示できます。ただし、結果の確認はHyperMeshよりもHyperViewで主に行います。
(Load Solver Template): Load User Profile と同じ機能
注: Load User profileを通じて自動的にそのソルバーのtemplateが指定されます。
*本ブログは、Altair Koreaのブログ「HyperMesh 쉬어가기 – 파일 관리하기 : Standard 툴바 」を翻訳したものです。
カテゴリー: Altair Global Blog, Tips