「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ
*本記事の内容は、HyperWorksの日本語ヘルプ「ソリッドの結合、除去、交差、切り離し」の項でも詳しく解説しています。
形状中にソリッドを修正したい時はSolid editパネルを使います。
ここではソリッド(立体)を節点、線、サーフェス(面)あるいは平面基準で分けたり合わせたりする作業を試してみることができます。同じ作業も多様な機能を利用できるので、状況に適した機能を利用してください。
例えば、モデルにあるサーフェスに基づいてトリミングするという場合には「trim with plane/surf」でwith surfの機能を使えます。
このようなソリッドの修正作業はなぜ必要なのでしょうか?
様々な理由がありますが、一般的にHyperMeshを使うのは必要なメッシュを作成するためですよね。
一般的に手動あるいは自動でモデルを生成する時にモデルをそのまま利用するのではなく、適当な間隔に分割すれば「こうしてこうして生成しなくてはならない」というフレームを作成するのは簡単です。
さらに、メッシュの作成中にエラーが発生したら、どの部分が問題なのか、原因を把握するにも役立ちます。
HyperMeshでソリッドを分割すると、切られた部分が共有できるようになります。
サーフェスが共有された状態でテトラメッシュ(四面体メッシュ)、ソリッドマップなどの3Dメッシュを作成すると、そこにある節点は互いに共有されます。
また共有された面に対して切り離ししたいときにはdetach(切り離し)を使うことができます。切り離すと、その部分について各ソリッドが独自のサーフェスを持つようになります。
トリム機能(切り取り)とマージ機能(結合)に加えて、ブーリアン演算を使って修正することもできます。
異なるソリッドが付いている領域に対して切り離されている場合、ここにある機能を利用すればサーフェスを共有することもできます。
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*本ブログは、Altair Koreaのブログ「HyperMesh 제 7편 – Geometry 수정하기: Solid」を翻訳したものです。
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