「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ
前回は、モデルを読み込んでサイズを確認してみました。
今すぐにでもメッシュを作成できますが、作成する前に読み込んだ形状を確認することをお勧めします。
なぜ確認作業が必要なのでしょうか?
メッシュの作成方法によって異なりますが、ほとんどの場合はインポートした形状を参照して作成します。基準となる形状がきれいに整列して接続されている場合、メッシュもその形状に沿って生成され、節点の接続性も維持されます。
また、外部プログラムで生成してインポートしたファイル(HyperMesh以外で作成した形状)は、HyperMeshのリーダーで変換が必要ですので、互換性がない部分の情報が欠けているかもしれません。
これが、インポートされたモデルを確認してみる理由です。
それでは、どうやって確認するのでしょうか?
その方法は、読み込んだ形状のトポロジーを確認します。
*左図はデフォルトで設定されているコンポーネント色で確認した場合、右図はSurfaceのトポロジーを確認した場合
HyperMeshで使用される用語の1つであるトポロジーとは何でしょうか?
一文で説明するなら、「トポロジーは形状の状態を色で表現するもの」と言うことができます。
ここでの状態とはサーフェスやボリューム間の接続の有無を意味します。
確認方法は簡単です。下部のツールバーアイコンからBy Topoというオプションを選択すると、モデルの色が変わり、トポロジーを確認できます。
さらに、下部のツールバーアイコンの「Visualization Options」機能を使用すると、表示するトポロジーの色で変更または表示できます。
チェックボックスを選択すると、対応するトポロジーのみが画面に表示されます。
カラーボックスを選択すると、そのトポロジーの色を変更できます。
*本ブログは、Altair Koreaのブログ「HyperMesh 제 4편 – Geometry의 Topology 확인하기 」を翻訳したものです。
カテゴリー: Altair Global Blog, Tips