HyperMesh 第3話 – 読み込んだモデルサイズの確認:Distanceパネル

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

メッシュを操作するために読み込んだCADモデルの寸法を確認したいときがあります。

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

いくつかのパネルのうち、今日紹介するパネルはdistanceパネルです。distanceパネルは、ポイントと節点を利用でき、合計4つのサブパネルで構成されています。

1.      距離と角度の測定

選択した節点またはポイント間の距離を測定でき、two nodesまたはtwo pointsサブパネルで確認できます。両点の距離とともに、座標系を基準としてX、Y、Z軸でどのくらい離れているのかを把握できます。

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

*節点は要素を構成するポイントを意味し、ポイントは形状を構成するポイントを意味します。

グラフィック領域で直接クリックして選択すると、パネルに直接表示されます。

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

選択した3つの節点またはポイントに対してその間の角度を測定できます。

「angle =」と「radius =」の部分で角度と半径を確認します。

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

2.     temp node とポイントの作成

two nodes / two pointsサブパネルでは、2つのポイントの間に必要な数の節点またはポイントを作成できます。three nodes / three pointsサブパネルでは、3つの点を通る円の中心を表示できます。

節点とポイントが選択された状態で実行したいタスクに合わせてnode between / point between / circle center ボタンをクリックしてください。

「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ 「どこまで使える、HyperMesh?」シリーズ

3.     選択した節点とポイント間の距離を修正

節点またはポイントが設定されている状態で表示されている数値を直接修正できます。ポイント間の距離または角度を変更するときは、x型のポイントにのみ適用されます。

* ポイントの種類

  • Fixed point : SurfaceまたはSolidと同じ形状を維持するためのo形状のポイント
  • Point : HyperMeshで作成したx形状のポイント

本日ご紹介したパネルに加え、形状についてはDimensioningパネルを利用してモデル寸法の確認と修正作業が可能です。

どこまで使える、HyperMesh?シリーズ

*本ブログは、Altair Koreaのブログ「HyperMesh 제 3편 – 불러온 모델 크기 확인하기: Distance 패널 」を翻訳したものです。

 

閑話3 – ファイル管理Tip:ファイル特性 <<  >> 閑話4 – モデルの寸法を確認する : Dimensioning

0 0 votes
Article Rating

カテゴリー: Altair Global Blog, Tips

Subscribe
Notify of
0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments